当ページでは、『騒乱イバラシティ』テストプレイに参加したEno.1029 井塚対馬の関連情報を開示します。
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スクロールすべし
情報一覧
最終更新日:2019年12月20日(金)ハザマTestLog追加
所属陣営 | イバラシティ |
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滞在世界 | アンジニティ |
補足情報 | 井塚対馬は「いづかたいま」と読む |
とある世界で生きて、死んだ亡者の一つ。
何度も死と転生を繰り返しており、人間や猫やうさぎ、植物からバクテリアまで、いくつもの生涯を経由している。
本来、亡者が所持する記憶及び人格は「地獄に堕ちる前、一番最後に経験した生涯」に大きく依存するが、彼の場合最後の生涯が「生まれる前に死んだ有精卵のひよこ」だったため、いずれの生涯にも大きく依存しない独立した人格が形成された。
生者は生きている間に背負った業を穢れとして魂に貯めこみ、その穢れが限界に達すると亡者として地獄に堕とされ浄化する。
この少年の場合、死と転生を繰り返したいずれの生涯も短命であったため、穢れを溜め込むスピードが著しく遅かった。しかし遅いといっても、いずれは限界を迎え地獄に堕ちる時が来る。自身の生涯に納得していなかった少年は、地獄に堕ちることを拒み、逃げ出した。
世界の摂理・輪廻・理……これらからはずれようとした少年は図らずも《否定の世界》アンジニティへの扉を開いたのである。
獄卒たちは、アンジニティの中までは追ってこなかった。アンジニティにいれば、地獄に堕ちずに済む……そう思った少年に、侵略を拒む以外の選択肢はない。
敵の敵は味方、少年はイバラシティ陣営として戦うことを決意する。
ワールドスワップの影響で、少年は『飛べないカラス』の姿でイバラシティに現れた。なぜカラスだったのか?なぜ飛べない姿だったのか?厳密な理由は定かではない。
しかし、彼はあらゆる生物の生涯を経由したため、自身が『人間』という自覚が著しく薄かったと考えられる。このことが影響したかもしれない……
もちろん、ハザマでは人間の姿をとっていたのだが、これはイバラシティ陣営が『人間社会』であることを考慮してのことである。
飛べないカラスにとって、餌の確保……そして、安全な寝ぐらの確保は命に関わる大切なことである。
飛べないため餌をとることが苦手だったが、ワールドスワップで『人の手で育てられた記憶』を刷り込まれ人懐っこい性格になっていたカラスは、人々に愛された。『クウちゃん』という愛称をもらい、バスの送迎までしてもらい、食べ物に困ることもなかった。
また、カワイ荘は霊障だらけなせいか、天敵が近寄らず安全な寝ぐらだった。夜はカワイ荘の敷地内で眠り、昼間はバスの送迎で人々から餌をもらいに……そんな平和な毎日を送ったという。
ちなみにハザマの井塚対馬は、イバラシティでの自身を『大人の姿なのにろくでもない』と称した。成鳥になっているにも関わらず、人間に依存することでしか生きていけない、生きていこうとしない……そんな姿を眺めてのことである。
所属陣営 | イバラシティ |
---|---|
滞在世界 | イバラシティ |
補足情報 | 別部甲兵衛は「わけべこうのひょうえ」と読む |
とある世界で生きて、死んだ亡者の一つ。
摂理に従って地獄に堕ちたのち、長い時をかけながら亡者としての罰を受け、やがて獄卒へと変容した者。
井塚対馬が逃げたと聞かされた際には「逃げたの?頑張るのうアイツ、いいじゃん放っとけよ!」などと笑い飛ばしていたが、閻魔に命じられて仕方なく居場所を探る。生前に井塚対馬と結んだ『深い縁』を辿った結果、アンジニティなる世界に閉じ込められてしまったと判明した。
直接干渉するには得体の知れない世界だったが、その中で目をつけたのが『アンジニティの侵略対象となったと噂のイバラシティなる世界』である。
獄卒『妖刀:別部甲兵衛』は閻魔の命を受け、アンジニティや侵略にまつわる調査、ターゲット・井塚対馬の捕獲のため、人としての肉体を与えられた状態でイバラシティに送り込まれた。
この獄卒は生前、ターゲットと『深い縁』を結んでいたため、送り込む人選としては適任であったはずなのだが、「決して良き縁ではない」「そもそも『別部甲兵衛』なる名前をターゲットは知らない」「というかしわしわネームにも程があるんじゃが!」という獄卒自身の建言もあり、本名を名乗ることはしなかった。
やっぱり現代世界には現代語だぜ。イングリッシュだって使っちまうもんね!
代わりに当てがった名前がターゲットと同姓同名なのは、もしターゲットが侵略者としてイバラシティに現れた際、何らかの反応を期待してのことである。
(結局侵略はハザマで行われたため、そのようなことはなかったのだが……)
別名、自宅警備員。彼の持つ妖刀属性と、獄卒としての能力がそのまま控えめになったもの。厳密に言えば異能とは言い難い。
カワイ荘の霊障を刺し殺し、刺し殺されたはずの霊障がいつの間にか復活しているのも、『亡者の処刑』と『亡者の復活』という獄卒の特性を繰り返しているだけである。
獄卒とは亡者から成るものであり、亡者が亡者を罰するとは罪である。それゆえ、亡者を罰する立場にある獄卒には何かしらの罰を背負わされる。
この獄卒の場合、『イヅカ タイマとの意思疎通を一切絶たれる』罰を背負っているため、井塚対馬の前にいる時は首輪と轡で発声を禁じられ、語りかけられたとしても答えてはならない。本来、身振り手振りもアウトなので抱きしめるのはグレーなのだが、あれはしょうがないよね。
なお、この罰はイバラシティにいる間も適応されるはずだが、井塚対馬が『飛べないカラス』という始めから意思疎通できない姿だったため、罰が目に見える形で現れることはなかった。